特権ポート付Shadowsocks方式が付属
かべネコVPNは,日本の通信事業者で初めてShadowsocks方式を採用しました。その接続性と高速性能が知られることとなり,現在,他の業者も提供を始めています。
しかし,かべネコ以外のShadowsocksを使ってもバンコク国際空港など,環境によっては利用できません。さらに,当局もShadowsocksの規制に一部成功し始めています。
Shadowsocksが規制を受ける原因は「不自然なポート番号(裏道通信)」のためと推測されます。
ポート番号とはテレビのチャンネルのような概念です。ユーザー毎に例えば「4321番ポート」という具合に一つのチャンネル(道)が割り当てられます。しかし,これらのチャンネルは通常,インターネット通信で使うものではないため,「裏道を利用している怪しい通信」とみなされます。そこで法人プランのShadowsocksではメインストリートを堂々と利用する「特権ポート」を開放します。具体的には通常のネット閲覧で「HTTPS://」方式で使うのと同じ443ポートを全ユーザーに開放します。他社のShadowsocksでは実現できていない「かべネコだけ」のサービスです。この特権ポート開放によって接続性が高まるだけでなく規制にも格段に強くなります。